コンビニやスーパーなどいたる所で売られている「プロテインバー」。
プロテインバーは他のタイプのプロテインと比べて太りやすい訳ではありません。
ですが、美味しく食べられるようにと糖質や脂質が多いものもあるのを知っていますか?
体に良さそうだからと闇雲に食べると太る原因になることも。
この記事を読んで、プロテインバーについて一緒に学んでいきましょう♪
- プロテインバーは太るのか
- プロテインバーを食べるメリット
- プロテインバーの正しい食べ方
- プロテインバーの選び方
プロテインバーが太る理由
タンパク質を効率よく摂れるプロテインバーは、他のタイプのプロテインと比べて太りやすいということはありません。
ですが、バータイプのプロテインには落とし穴があります。
- カロリーが高い
- 糖質・脂質が多い
プロテインバーはタンパク質が手軽に摂れる栄養補助食品ですが、食べ方を間違えると太る可能性もあるので注意しましょう。
カロリーが高い
プロテインバーにはタンパク質が10g以上含まれている商品が多いですが、ドリンクタイプのプロテインと比べると、カロリーは高め。
ザバスのプロテイン商品を1食分で、比較してみましょう。
商品名 | カロリー | タンパク質 | 糖質 | 脂質 |
---|---|---|---|---|
ザバスホエイプロテイン100 リッチショコラ味(28g) | 111kcal | 19.5g | ※記載なし 炭水化物は3.7g | 2.0g |
ザバスプロテインバーチョコレート味(44g) | 231kcal | 16.8g | 8.0g | 13.3g |
プロテインバーの方がカロリーが高く、タンパク質が少ないのが分かりますね。
タンパク質を効果的に摂るなら、ドリンクタイプの方が良さそうです。
後ほどお話ししていきますが、ダイエット中の間食や1食分置き換えるのにはプロテインバーが適しています。
糖質・脂質が多い
プロテインバーは、ドリンクタイプのプロテインに比べて糖質や脂質が多くなっています。
ドリンクタイプのプロテインの成分表示を調べると糖質の記載はありませんでしたが、炭水化物は3.7g。
プロテインバーは糖質8.0gと記載されているので、ドリンクタイプの倍以上は糖質が含まれていることになりますね。
脂質も10g以上多く含まれているため、食べすぎてしまうと太る原因となります。
プロテインバーを食べるメリット
それなら、ドリンクタイプのプロテインの方が良さそうだよね。バータイプのメリットって何?
プロテインバーのメリットは、手軽にタンパク質を摂れることと、美味しくて食べやすいことの2つです。
ドリンクタイプのプロテインと違い、どこでも手軽に食べられるのがプロテインバーのメリットではないでしょうか。
水に溶かす必要もありませんし、コップも不要。
片手で食べられるので、忙しいときの食事代わりにも重宝します。
ドリンクタイプは粉っぽさが気になる…。
私はドリンクタイプのプロテインを飲むこともあるのですが、粉っぽさが苦手です。
好みの味のものにしても、独特な風味は気になります。
一方プロテインバーは、チョコ味などで美味しく食べやすく感じますね。
様々な種類の味があるので、飽きずに食べられます。
商品によってはタンパク質以外の成分を含んでいるので、目的に応じて選ぶのも楽しそうです。
このように、プロテインバーのメリットには主に食べやすさが挙げられます。
プロテインバーの正しい食べ方
手軽にタンパク質が摂れるプロテインバーですが、食べる量やタイミングが大切です。
美味しいからと食べたいときに食べていては、太る原因になってしまいます。
ここでしっかり正しい食べ方を確認しておきましょう。
正しい食べ方のポイントは4つ。
- 1日に必要なタンパク質量を意識する
- タンパク質はこまめに摂る
- 筋トレ後は30分以内に食べる
- ダイエットするなら1食置き換える
1日に必要なタンパク質量を意識する
1日に必要なタンパク質量を超えると、太る原因になるので注意しましょう。
1日に必要なタンパク質量は成人の場合【体重×約1g】が理想。
筋肉をつけるためにトレーニングしている場合は、2倍くらいのタンパク質が必要です。
体重60㎏の場合は通常60gですが、トレーニングをするなら120gのタンパク質が目安になります。
タンパク質を摂る目的に合わせて、量を決めましょう。
タンパク質はこまめに摂る
タンパク質は一度に吸収できる量に限りがあるため、こまめに摂りましょう。
一度にたくさんのタンパク質を摂っても、全てが体に吸収される訳ではありません。
摂りすぎると体外に排出されたり、脂肪として蓄積されたりします。
プロテインバーを一度に数本食べたり、食事でタンパク質を摂った後に食べたりしても、全ては体に吸収されないのです。
食事でタンパク質が不足しているときや、間食などで食べるのがおすすめです。
筋トレ後は30分以内に食べる
筋肉をつけるためにトレーニングするなら、トレーニング後30分以内に食べましょう。
トレーニング後30分以内は、ダメージを受けた筋肉が回復する「ゴールデンタイム」と言われています。
この時間にタンパク質を摂ると、効果的に筋肉の回復をサポートし、筋肉を成長させてくれますよ。
ダイエットするなら1食置き換える
ダイエットが目的なら、1日の食事の1食分をプロテインバーに置き換えるのがおすすめ。
摂取カロリーも抑えられますし、不足しがちなタンパク質も効率よく摂れます。
プロテインバーは、ザクザクとした食感のものが多いので、よく噛むことで満足感が得られ、我慢しがちな甘いものも食べられるのでストレスが少なく済みますよ。
プロテインバーの選び方とおすすめ商品3選
プロテインバーを選ぶ際は、次の4点に注意して選びましょう。
- タンパク質の量が多いもの
- カロリー・糖質・脂質の量
- 他の栄養素が配合されているか
- 食べやすさ
タンパク質の量が多いもの
プロテインバーを食べる目的でもあるタンパク質量は多いものを選びましょう。
たくさんあるプロテインバーは、商品によってタンパク質の量も異なります。
効率よく筋肉作りやダイエットをするには、少なくとも1本で15g以上のタンパク質が摂れるものがおすすめです。
カロリー・糖質・脂質の量
カロリーや糖質、脂質の量は必ずチェックし、できるだけ少ないものを選びましょう。
プロテインバーは美味しく食べられるように、糖質や脂質が多く含まれたものもあります。
糖質や脂質が多いとカロリーも高くなり、太る原因になることも。
商品裏の成分表をしっかりチェックしましょう。
他の栄養素が配合されているか
プロテインバーは、食べる目的に合わせて必要な栄養素が含まれていると理想的です。
プロテインバーは、タンパク質の他にもさまざまな成分が含まれています。
- ダイエット目的:食物繊維
- トレーニング目的:ビタミン類、必須アミノ酸
例えばダイエットが目的なら、食物繊維が多く含まれたものだと満足感が得られます。
トレーニングが目的であれば、筋肉の強化に必要なビタミン類や必須アミノ酸の含まれたものを選択するのがおすすめです。
食べやすさ
プロテインバーを継続して食べるには、食べやすい好きな味であることも大切です。
「美味しくない」と思うものを継続して食べるのは辛いですよね。
プロテインバーには、たくさんの種類や味があります。
甘いものや、おかずとして食べられるソーセージタイプのものなど、好みのものを選びましょう。
おすすめプロテインバー3選
SIXPACK プロテインバー
SIXPACK プロテインバーは、1本で20gのタンパク質が摂れ、余分な糖質や脂質はカットされています。
クランベリー味なら【糖質8g 脂質0.9g】とダイエットするあなたにおすすめ。
食物繊維も摂れ、低カロリーなところも嬉しいですね♪
キャラメルピーナッツ、チョコレート、クランベリー、チョコナッツと4種類のフレーバーがあり、飽きずに食べられます。
1本満足バー プロテインチョコ
美味しさに定評のある1本満足バーは、1本で15gのタンパク質が摂れ、ザクザクとしたクランチタイプが満足感を与えてくれます。
フレーバーはチョコレートのみですが、甘さ控えめなので男性にも好評です。
私もよく1本満足バーを食べますが、ザクザクとした食感が好きです。
inバー プロテイン グラノーラ
「in」シリーズの中でも特に人気なプロテインバーは、タンパク質が少なめな10.5gですが、106kcalと低カロリーなのが魅力。
カロリーが低いので、ダイエット中でも安心して食べられますね。
まとめ
- プロテインバーは他のタイプのプロテインと比べて、カロリーや糖質、脂質が多いものもあるので、食べすぎると太る原因になる
- プロテインバーのメリットは、手軽にタンパク質を摂れることと、美味しくて食べやすいことの2つ
- プロテインバーを食べるときは、こまめに1日に必要なタンパク質量を超えないように食べる
- 筋肉の強化を目的とするときは、トレーニング後30分以内に食べると効果的
- ダイエット目的なら1日の食事のうち1食分を置き換えるのもおすすめ
- プロテインバーを選ぶときは、タンパク質・カロリー・糖質・脂質の量に注意し、目的に合わせた成分が配合されているものを選ぶと良い
健康に良さそうなプロテインバーですが、選び方や食べ方を一歩間違うと太る原因にもなることが分かりましたね。
美味しいし、健康に良いならと罪悪感なく食べてしまいがちですが、糖質や脂質、カロリーはしっかりとチェックしましょう。
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